「上司へ退職の意思を伝えたのに、会社を辞めさせてくれない…」
「退職後の手続きなどに不安を感じている…」
退職するという行為は、かなりストレスを感じるもので、さまざまなトラブルも伴うことです。
しかし、会社を辞める行為にストレスを感じるからといって、辞めたい会社で働き続けるのはさらに大きなストレスとなることではないでしょうか。
また、退職では会社が正しい手続きをしてくれないのでは?など、さまざまな不安もあるでしょう。
退職コンシェルジュは、退職時の手続きなどにも強みがある、労働組内が運営する退職代行サービスです。
気になるのは「本当に会社を辞められるのか?」や、サービス内容などではないでしょうか。
このページでは、「退職コンシェルジュ」について、実際に利用した人の口コミなどから評判を探り紹介します!
退職コンシェルジュを利用したいけど「信用していい?」「不安ばかりだ…本当に大丈夫」「そもそも本当に退職できるの?」などと悩んでいるなら是非参考にしてください!
退職コンシェルジュは本当に退職できる!
結論からいうと、退職コンシェルジュは本当に退職できます。
退職コンシェルジュの公式HPでは「2,000件の円満退職実績」があるとしているので、利用することでかなりの確率で円満な形で会社を辞めることができるでしょう。
具体的な理由は以下のような特徴があるからです。
労働組合が運営しているから
労働組合が運営しているので、一般的な退職代行サービスよりも幅広い対応が期待できます。
弁護士と提携
退職コンシェルジュでは、弁護士と提携し簡易法律相談を受けることもできます。
一般的な退職代行サービスでは顧問弁護士がいるケースも多いですが、その役割は退職代行サービス会社の監修や指導をしていることがほとんどです。
利用者も簡易ですが弁護士に相談できるのは、かなり心強いことではないでしょうか。
※弁護士が退職代行業務をするサービスではありません。
口コミの評判は?
実際に利用した人たちは、退職コンシェルジュのサービスをどのようにかんじたのでしょうか。
有休休暇を取得して退職できた
29歳|女性
SEとして入社して3年、休日も仕事を持ち帰りの毎日に疲れ、セクハラもあり退職を考えました。「辞めます」と社長に言ったんですけど、「この人手不足のときに裏切るのか!」と言われてしまい、体調不良で病院に行ったら「うつ」と診断されました。
限界を感じ「退職コンシェルジュ」に相談したら、顧問弁護士さんも交えながら「法的には明日から行かなくても大丈夫。4週間ほど有休などを消化して、そのまま退職しましょう」。
以前センパイが辞めたときは、有休なんてトンデモナイって雰囲気だったし「そんなのゼッタイ会社がOKしない」って思ったけど、弁護士さんもそう言ってるならと、進めてもらうことにしました。
翌日から出社しなかったのですが、コンシェルジュがうまく連絡してくれて、ウソみたいに何の波風も立たず、しばらくしたら有休の間のお給料も振り込まれてビックリしました。
ゆっくり休めたことでうつもかなり回復し今は別の会社では楽しく働いています。 引継ぎなしで退職した罪悪感は正直あります。お医者さんも「あのまま働き続けてたら危険だった」と言ってたので今は思えばあれで良かったのだと思います。 一番大切なのは自分のカラダですよね。
弁護士に簡易相談できるので、どのように行動すべきかが明確です。
また、有給休暇取得の連絡もしっかりと会社に伝わり、満足いく退職ができたと言えます。
この口コミから退職コンシェルジュでは、「弁護士による簡易相談」で退職の方向性を決めて、「労働組合」がその内容を会社へ伝えるという流れで代行業務が行われているようです。
諦めていた失業手当が支給された
49歳|男性
20年近く居酒屋の厨房で働いてましたが、家庭の事情や福利厚生面の不満もあり、転職を決めました。親方に「辞めます」と伝えると「代わりが見つかるまでダメだ」の一点張り。 しかも、こんなに長く働いているのに、雇用保険に入ってくれてなかったと分かり愕然としました。
ハローワークでは「雇用保険に入ってないなら失業手当はもらえない」と言われ、仕事しながら転職活動なんて無理だし困り果てました。 自分では解決できないと思い、いくつかの退職代行業者に問合せました。退職コンシェルジュが一番親身に話を聞いてくれたし、失業手当とかも専門とのことで、お願いすることにしました。
コンシェルジュさんは「雇用保険は何年も遡って加入できますので、そういう希望もちゃんと伝えましょう」と言ってくれて、ハローワークの人も教えてくれなかったのに…と驚きました。
あんなに頑固だった親方も、コンシェルジュさんから伝えると納得したようで、雇用保険も遡って加入して、失業手当もちゃんと受け取れるようにしてくれました。 半年ぐらいは失業手当で繋ぎながら就職活動をして、今は保険に入ってくれる会社で働いてます。泣き寝入りしなくて良かったと思います。
この口コミでは、退職できただけではなく失業手当を受けることもできたという内容です。
これも、退職コンシェルジュの専門性によるものではないでしょうか。
また、伝えただけで会社は「遡って加入した」としています。自分で伝えても恐らく会社側は加入してくれなかったでしょう。
しかし、専門知識のある第三者から伝えられると、すんなり話が進むこともあるのです。
退職コンシェルジュ料金や利用の流れ
退職コンシェルジュの料金は安い?どのような流れで退職できる?など疑問があると思います。
ここでは、料金と料金に含まれるサービス内容、サービスの流れなどについて紹介しましょう。
料金
退職コンシェルジュの料金は、以下になります。
料金 | 含まれるサービス |
---|---|
35,000円 (2020年3月時点) |
|
退職代行サービスの相場金額は、30,000〜50,000円です。そのため、退職コンシェルジュは相場内の金額と言えます。
しかし、弁護士への相談や退職手続きの専門性などを考慮すると、安い金額と言えるでしょう。
サービスの流れ
以下のような流れで退職代行業務が行われます。
サービスの流れ |
---|
公式HPから問い合わせる |
LINEや電話でヒヤリング |
申込み |
料金の支払い |
代行業務開始 |
公式HPから問い合わせる
公式HPに問い合わせフォームがあるので、必要事項を打ち込んで送信します。
以下の内容です。
- お名前
- メールアドレス
- 電話番号
- 問い合わせ内容
問い合わせなので、サービスについての不明な点や料金についてなど疑問があるなら、ここから質問してみましょう。
LINEや電話でヒヤリング
次に自分の状況を説明し、どのような方向でサービスを進めていくのかを決めていきます。
会社を辞められない理由や、退職するうえで納得できないことなど、しっかりと伝えるようにしましょう。
申込み
ヒヤリングを終え、料金やサービス内容に納得できたら申込みをします。
弁護士に簡易相談が必要なケースでは、申込時に1度だけ相談することが可能です。
料金の支払い
料金の支払いが確認されると、サービスの開始になります。クレジットカードにも対応です。
また、返金保証も明記されているので、安心して利用できます。
代行業務開始
一般的な退職代行サービスは電話で連絡する業者がほとんどですが、退職コンシェルジュの退職連絡は「内容証明」で行われます。
電話ではなく内容証明で伝えられると、かなり重く感じるものです。そのため、今まで「退職は許さない!」としていた会社側も、自分たちの不正に気がつく効果も期待できます。
そして、内容証明はその書類を送ったという証拠になるので、会社へ退職を間違えなく伝えたという証拠にもなるのです。
また、退職を伝えた後による会社からの電話などの対応は、全て退職コンシェルジュが行います。
会社の誰にも「会わずに、話さずに」退職することができるのです。
運営会社情報
会社名 | 株式会社ベックオン |
---|---|
本社住所 | 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場 1-3-10 サンライズ長堀 1106 GoogleMapで確認 |
ホームページ | https://beckon.co.jp/ |
代表者 | 清水 ひろこ |
「退職代行コンシェルジュ」という退職代行サービスがありますが、別の会社のサービスです。
退職コンシェルジュまとめ、利用すべき人は?
セレジョブ看護の強みと弱みは以下になります。
強み | 弱み |
---|---|
|
|
結論!退職コンシェルジュを利用すべき人
- 会社を辞めたいけど、会社に退職の意思を伝えられない人
- 会社を辞めたいと伝えたけど、会社が退職を認めてくれない人
- 雇用保険や健康保険など、会社がすべき手続きに不安や疑問がある人
- 退職について気になることがあり、弁護士へ相談したいことがある人
- 確実に円満退職したい人
となります。
一般的な退職代行サービスよりも、内容証明や失業手当の知識など特化したサービスが魅了です。
また、会社側にも配慮し、わかりやすくしっかりと退職者の希望を伝えるため、トラブルになることも少なく円満退職がきたいできます。
しかし、弁護士へ相談はできますが、代行業務への対応は弁護士ではありません。
そのため、未払金の請求や有給の取得など伝えることはできますが、交渉となると非弁行為になるので対応できない可能性もあります。
もちろん、労働組合ができる範囲なら問題なく対応してくれる可能性があるので、問い合わせてしっかりと確認してから依頼するようにしましょう。
まとめ
退職にはかなりのストレスを感じるものです。また、初めて会社を辞める人にとっては、手続きなどに不安を感じてしまうのではないでしょうか。
退職代行サービスは、退職によるストレスの軽減や会社による理不尽な退職拒否などに、かなり有用なサービスです。
弁護士や労働組合などさまざまな退職代行サービスがあるので、自分の退職状況にマッチしたサービスを選択し、次につながる前向きな退職を目指しましょう。