会社を辞めたいと相談されたら何て言ってあげればいい?退職を引き留める?話を聞くだけ?体験談や例も紹介!

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会社を辞めたいと相談されたらどうする?

在職中に「会社を辞めたい」という内容の相談を何度も受けたことがあります。

このブログを読んでいる方たちは私と同世代の40代の方も多いと思うので、部下や後輩社員から退職の相談を受けた経験をもつ方も多いのではなでしょうか。また、年齢的にもこれから増えてくことです。

このページでは、部下や後輩社員に退職の相談をされた際、どのように対応すべきかを私の考えで書いていくので、参考にしてください。

 

部下や後輩社員の退職理由は2種類

相談してくる社員との関係は、毎日一緒に仕事をしている後輩だったり、後輩が新入社員だった頃に仕事を教えていた関係だったりとさまざまです。

会社を辞めたいと考えている会社員には、それぞれ違った理由がありますが、退職理由は大きくわけて2種類しかありません。

  • 会社に不満があるから辞めたい
  • 前向きな理由があるから辞めたい

他には家庭や実家などの問題による、やむを得ない事情での退職などもありますが、大きく分けると上の2種類になります。

 

会社に不満がある

おもに、人間関係や仕事内容、休日出勤や残業、給料の問題などの不満が理由の退職です。

私の場合は、特に「人間関係と仕事内容」に悩み、退職の相談をされることが多くありました。

休日出勤や残業、給料の問題は他の社員も条件は同じなので、上司に相談する人はあまり多くはありません。

特徴は、会社を辞めてからのことは考えていない、ネガティブな感情による退職理由です。

 

前向きな理由がある

自分にマッチしそうな業種、経験してみたい職種への転職、憧れの仕事への転職、自分にとってやりがいを感じる企業への転職、友人や知人に誘われての転職や起業、今までの経験を活かした起業など、キャリアチェンジやキャリアアップを目指す退職理由です。

また、仕事内容だけでなく年収をアップさせるために、前向きな転職を検討する会社員も少なくありません。

とにかく前向きに、生活環境を豊かにするため、人生を楽しむために現状を変えるなど、ポジティブに考えている前向きな退職理由です。

もちろん、転職や起業、開業が確実に成功するわけではありませんが、自ら行動することで前へ進もうとするタイプの会社員に多くいます。

部下や後輩社員から退職の相談を受けたら、どのような考え方で接して言葉をかけるべきなのか?

次からは、2種類の退職理由による特徴や対処法などを説明します。

 

会社に不満がある社員の特徴や対処法

まず、不満を口にする社員の特徴を把握したうえで、接し方を決めるようにしましょう。

ここでは、不満をもつ社員の特徴や私が実際に受けた相談内容例などを紹介し、どのように対処すべきかを説明します。

 

会社に不満があり相談してくる社員の特徴

すべての人が当てはまるわけではありませんが、会社に不満を言う社員の特徴はシンプルです。

会社に不満があり相談してくる社員の特徴
  • 解決できる内容の退職理由が多い
  • 改善しようと上司が動いても素直に受け入れないケースも多い
  • 会社から心が離れているのが特徴
  • 他人の評価を下げて認めてもらいたいと考えている社員もいる

不満を抱いて退職したい社員の退職理由は、解決できることもあります。

例えば、休日出勤や残業などの時間による不満に対しては、休日は休ませ残業をさせなければ済むことです。

しかし、そのような対応をすると、今度は「自分だけ働いていないみたいで気が引ける」などと相談されることもあります。

会社に不満ばかりを感じ相談してくる社員は、その問題点を改善しようと上司が動いても素直に受け入れないケースも少なくありません。

会社や部署によって違うのに、「ウチの社員はみんな残業する」「休みなのにウチの社員は仕事してる」など、他の会社と比べて「この会社はおかしい」と発言してしまうです。

「○○さんって全然仕事しないし手伝ってくれません…」「〇〇さんは休みなのに自分だけやらされてまます…」など、先輩社員や上司への不満もいい出し始めます。

また、誰と会話しても不満ばかり話すようになり、関連会社や取引先など社外の人間にまで自社の不満をいってしまい迷惑を掛けるケースも少なくありません。

結果、会社に不満があり退職を相談してくる社員は、「既に会社から心が離れている」か、「自分を評価してもらうため、他人のダメな仕事振りを話したい」というのが特徴です。

結局、不満があり相談してきているなら、その問題をひとつずつ潰していけば解決できます。しかし、解決方法にも不満を感じてしまうのも特徴です。

 

体験談:会社に不満をもつ社員から相談された内容や対処例

実際に私が相談されたことのある内容を例として紹介します。

伝えたことや対処したことなども載せるので、参考にしてください。

 

相談内容

「休日出勤や残業が多くてプライベートが充実しない…。会社を辞めたいと考えるようになった」
「友達の会社では休日出勤がない。『お前の会社は効率良く仕事してないのではないか』といわれた」

という相談を受けたことがあります。

 

私が伝えたことなど

この社員は、普段から休日出勤や残業を頼まれると「どんな内容ですか?」「誰とですか?」など、すぐに返事をしない社員でした。

また、引き受けた後に「やっぱり用事が入っていたのを思い出しました」など、直前に拒否することも多くある社員です。

私の本心では、こういった社員には「わかった辞めれば」とすぐにでも言いたいところですが、会社員としてそうはいきません。

自分には人事に関するなんの権限もないので、引き留めるのが会社員として一般的な振る舞いです。

 

私は、まず自分が休日に休んでいるときや残業をしていないとき、必ず誰かが働いていること、他の人も同じく休みたいし帰りたいと思ってるなど一般的な内容を伝えました。

分かってるよと思われる内容ですが、誰かが必ずやらなければいけない業務を「自分はやりたくないから他の人がやればいい」と考えてしまっていることを気づかせるためです。

もちろん、その社員が特別多く休日出勤や残業をしているわけではありません。どちらかというと、仕事ができる社員の方が残業が多くなるため、その社員は少ない方です。

しかし、「やっぱりつらいです…」とのことなので、それ以外に不満を感じていることは無いのか質問すると「ありません」と答えました。

そのため、私はその不満だけを取り除くことを考えます。

 

対処したこと

私は自分の処理できる範囲内で解決できることを実行しました。

「休日はすべて休ませて残業は一切させない」ということです。これでこの社員の不満はすべて解決するはずです。

 

その結果:不満は改善されなかった

その社員の不満は改善されるどころか、今度は「給料が安くて困る」といい出しました。

休日出勤と残業がなくなったため、手当が少なく給料が下がってしまったのです。

そして、今度は嫌がらせを受けているような気がするといいだします。皆が冷たいからやりづらいですと…。

結局、不満ばかりいう社員は自分で自分を苦しめてしまう結果となりました。他の誰も悪くありません。

 

休日出勤と残業をしたくないから会社を辞めたいと相談してきた社員は、休日出勤と残業を免除されたときは、とても喜んでいましたし会社は辞めませんとまでいってました

しかし、新たな不満がすぐに出てきてしまったのです。

もちろん社外の人にもですが、社内の人に会社の不満をいうのは絶対に避けなくてはいけません

「残業は嫌だ、俺はやらない」と平気でいう社員、誰も好きでやっているわけではありません。互いのバランスを保つため順番にやっているのです

「こんな給料じゃやってられない」などを平気でいう社員、他の社員はその給料で生活してます。そんな失礼なこと言っていいわけがありません

 

本音では不満ばかりいう社員には辞めてもらいたいでですし、そんな社員に頼まず自分や他の社員でその業務を行ったほうが効率もいいというケースは多くあります。

しかし、同じ会社の社員として相談されたなら、その不満を取り除き働きやすく対処する必要があるのです。

一度だけ対処してあげて、それでも気持ちが変わらなければ、そういった社員は会社を勝手に辞めていくでしょう。

因みに、ここで紹介した社員の現在は分かりませんが、私が退職したときには在職していました。結局、次の目標もなく何も思いつかないので、会社を辞めることができないのです。

 

結局、なんて伝えるべきか

結局、不満ばかりの社員には何を伝えるべきなのでしょうか。

不満を理由にする社員への対処
  • 会社への不満は解決できることばかり
  • まず不満を取り除くため、できることには対応する
  • 関係性によっては、しっかりと指導する

不満ばかりを退職理由にする社員へは、可能なことは不満を取り除けるようにしてあげるようにします。

それでも不満を言うような社員は、すぐに退職するか、ずっと会社への不満ばかり言い続ける人です。

しかし、若いときから同じ部署などで一緒に仕事をしていた後輩だったら、私はしっかりと怒ります。怒られたから辞めるといわれて構いません。

自分が関わった後輩が、会社の不満ばかりを自分の都合だけでいい散らかすのは恥べきことです。

 

前向きな気持ちで辞めたい人に対しては応援する!

前向きな理由での退職相談を受けた場合は素直に喜び応援しましょう

自分が直属の上司でないなら、話を聞いたとき「もう○○部長に早めに退職の意思を伝えた方がいいよ」という感じです。

転職したい職種があるとか、会社を立ち上げたいとか、お店を開きたいなどあると思いますが、何をやるとかやりたいとかは聞きません。

前向きな人生を歩むために会社を辞める決意をした社員に対して、自分がいえることなどないと考えています。

とにかく、会社を円満に退職できるように手助けしてあげるだけです。

 

退職を相談されたときの注意点

注意すべきは、相談されたときに理解を示してしまうことです。

残業が多い、休みがない、あの人と合わない、などさまざまな相談を受けることがあると思います。

決して同調してはいけません

よく、話のわかるいい上司と評価されたいのか、部下の不満に理解を示す上司がいます。

何の解決にもなりません。

「〇〇さんもいってた」など、他の社員にその不満をいい散らかすようになり、職場環境が悪化してしまうでしょう。さらに、何に対しても不満ばかりいって業務を放棄するような社員になってしまいます。

不満しかいわず仕事をしない、でも会社にはいつまでも居続ける、という社員を増やすことになるので注意しましょう。

部下を注意できない上司の言い訳?注意する必要はあるのか?上手く注意するポイントも紹介」では、部下に注意できない上司について解説しています。注意する方法などにも触れているので、ぜひ確認してください。

 

まとめ

私は、どんな理由の退職を相談されても、退職を引き留める内容をいったことはありません。それは直属の上司と会社側は決めることです。

私に会社の不満を伝え改善してほしいと考えている社員の退職を引き留める理由は、私の立場では考えませんでした。ただ、できることをやってあげるだけです。

当時、ちょっとだけ上司という私の立場からは、正直不満ばかりいう仕事もしない社員は本人の意思なら辞めてもいいと考えていました。

しかし、本人のためにできることは、会社員としてやってあげる必要があるわけです。

それでも不満を言うなら結局、仕事をしているという究極の不満をもっている社員といえます。会社で仕事をしていること自体が不満なので、その不満を取り除いてあげることはできないのです。

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